中国では旧正月の春節は花火を上げたり、爆竹を鳴らして盛大に祝うことになっている。それだけなら日本のワイドショーが見向きすることはまずないが、そのもうもうと立ち上る煙にあの汚染物質の「PM2.5」が含まれているとなれば、話はまったく別である。
現地では春節のピーク時には日本の基準値の数十倍ものPM2.5が検出されるそうで、北京市などは爆竹・花火の自粛を呼びかけていたほどだという。
「絶対量多くないので影響が出るほどにならない」(専門家)
この花火・爆竹汚染による日本への影響どうなのか。大気汚染の専門家はVTRの中で「爆竹などを鳴らしている都市で局地的局所的に高濃度になるが、汚染物質そのものの絶対量は多くないはずで、日本にまで影響が出るほどにはならないと思う」(畠山史郎・東京農工大教授)などとコメント。
そんなこともあってか、けさ12日(2013年2月)の「スッキリ!!」の隣国のハタ迷惑な風習批判は盛り上がらなかった。
文
ボンド柳生