アメリカ海軍が開発した匿名化ソフト「Tor」
司会のみのもんたが「どういう危険があるんですか。iPadとかPCとか、たいしたものは入ってないんですが…」とネットセキュリティー会社「ネットエージェント」の杉浦隆幸社長に匿名化ソフトなどの仕組みを聞く。
杉浦「一般の人でも住所録とかスケジュールとかを盗まれる可能性があります」
みの「ガールフレンドの住所とか?」
杉浦「あります」
みの「エッ!」
逮捕の決め手のひとつが遠隔操作ウイルスが同じだったというのがある。みのは「ウイルスって何なの」とあえて聞いた。杉浦社長は「悪さをするソフトです。遠くから他人のPCを操ることができるんです」と説明する。杉浦によると、「Tor」というのはIPアドレスを隠すための暗号化ソフトで、アメリカ海軍が開発にかかわったという。これを使って複数のサー バーを経由すると、本当の発信者をわからなくできる。いま「サイバー攻撃」といわれているものや、アメリカの諜報機関などは似たようなものを使っているらしい。
杉浦「Torを通じた追及は無理でしょうね。今回はネコからみつかってよかった」真犯人がネコの首輪にデータを取り付けなければ、ずっとわからないところだったわけだ。今回逮捕につながった「同じものだった」というのも、大丈夫かね。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト