近ごろキレやすいのは若者だけじゃない。6日(2013年2月)、中年おじさんがコンビニで大暴れだ。小松靖アナウンサーは「事件が起きたのは6日の午後6時頃でした。大阪市生野区のコンビニにタバコを買いに来た中年男性が、年齢確認を求めた店員に怒りだし、レジの液晶パネルを手で割り破壊しました。男性は45歳で大阪市の職員でした」と報じた。
タバコ購入で年齢確認ボタン求められイライラ
コメンテーターの吉永みち子(作家)は「素手でレジを割るなんて、犯人の方はケガをしなかったのかしら」と呆れた表情だ。司会の羽鳥慎一が「中年の男性がなぜ突然暴れ出したのだろう」と独り言のようにつぶやくと、小松は「レジの対応が遅いのでイライラしてやってしまったと供述しているそうです」と伝えた。
羽鳥「でも、今はどこのコンビニでも必ず年齢の確認ボタンを押すことを求められているよね」
小松「法律で年齢確認をすることが義務付けられています。これに違反すると罰金や、お酒の場合には酒類免許の取り消しという処分があります。でも、実際には身分証明書の提示などを求められることはありません」
二十歳前後の若者ならともかく、一見しておじさんならわざわざ身分証明書の提示は求めないだろう。
アメリカではIDカードやパスポート提示義務づけ
「アメリカではタバコは19歳、お酒は21歳からとなっています。ハワイ州ではレストランなどでお酒を注文すると、必ずIDカードの提示を求められます」と小松は詳しい。
長嶋一茂(スポーツキャスター)は「僕らはIDカードを持っていないので、必ずパスポートや免許書の提示を求められる」といい、羽鳥も「自分の知り合いもパスポートの提示を求められ、見せないとオーダーを受けてもらえないので車まで取りに戻ったという人がいた」と話す。
飯田泰之(駒澤大学准教授)「僕の大学のキャンパス内にあるコンビニでは必ず身分証明書の提示を求めています。大学生といっても、19歳もいれば20歳もいますからね」
レジを壊したオヤジみたいのには、年齢に関係なく酒は売っちゃいけない。