海を越える大気汚染に自衛艦への(攻撃用)レーダー照射――。ニワカ成金経済大国のフザけたアブない振る舞いのせいで、我が老舗経済大国の生活や身の安全が脅かされている。いい加減にしろ!!何とかしろ!!といった論調は、この「スッキリ!!」でもメジャーなものである。
番組メインコメンテイターのテリー伊藤などもその旗頭的な人物に見えるが、けさ8日(2013年2月)は中国の大気汚染について、きのうまでとはだいぶん毛色の違う調子でコメントしていた。
大気汚染も日本の環境技術で「助けよう」
テリー伊藤の思い返すところ、昭和30年代の日本も公害がはびこっていた。しかし、公害対策を進めて克服したんである。その環境技術を中国にというのは、中国の大気汚染問題でテリー伊藤が連日主張していることではあるが、けさはそこに「中国を助けるため」という意味合いが強調されていたようだ。
「尖閣などいろいろもめてるが、ケンカするんじゃなく、助け合って仲良くなっていくことも大切だ」(テリー伊藤)
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト