東大地震研・平田教授「何千年も生き延びてきた。賢く生きていれば大丈夫です」
日本全体では100の活断層が知られているが、東京ではこの立川断層だけ。
みの「といっても、どう対処したらいいのですか」
平田「家を補強すること」
みの「たとえば、原発の下にあったら?」
平田「確率は低くても、そういう施設は作ってはいけませんね。一般の家屋ですと、5000年か1万年に1度ですから、いろいろ考えて…」
物差しがあまりに違うのでみのも困っちゃった。「首都圏で地震が起こる可能性は高いんですか」
平田「高いです。日本は他国より高いし、関東はまた高い」
このところ震度5前後の地震が頻発しているが、過去1年間だけでも震度5弱以上が19回も起きている。平田教授は「体に感じない程度ですと10分に1 度起きてます。地上で風が吹くように、大地も常に振動していて、たまたま大きいと家が壊れる」。「どうしたらいいのでしょう」とみのが聞いても、平田先生は平然として「何千年も地震に備えて生き延びてきたんです。日本の耐震技術は世界一ですから、賢く生きていれば大丈夫です」と語る。その賢く生きるのが難しいのです。センセイ…。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト