「体罰規制」法律作ればできるか?
教師の体罰問題が浮上すると、必ず出てくるのが体罰への規制だ。別の公立中学の野球部顧問は、「体罰の基準が細かくなると、先生じゃなくてロボットでもいいのかなと思っちゃう。ガイドライン片手に授業して、子どもたちの顔色見て体罰だからダメって…」。公立小学校教師は「先生の思いとか魂とかあるんです。この子の将来を何とかしてあげたいという。そうした考えを変えてしまうと思う」と話す。
その基準作りの元締め、文部科学省の義家弘介政務官が生出演した。ヤンキー先生こと元高校教師だった義家は、「教師が萎縮しないことが大事。体罰をひと括りにできません。線引きはケースによってそのつど違っていて、起こったことが良い悪いではなく、起こったことをどう解決していくかがいま問われているんだと思います」という。
文
モンブラン