「怒られてるときの柔道着姿ダサイ。奴隷に見える」テリー伊藤のユニフォーム哲学

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   女子柔道選手15人が全日本柔道連盟やJOCを告発した声明文には、監督らの指導に大変苦しみ、心を痛めていたこと、監督は辞任したが、彼一人を悪者にして幕引きにするのではなく、柔道当局のあり方、強化体制を見直すことなどが書かれていた。

   それはそれとして、「スッキリ!!」では資料的映像として件の監督が練習中にやや品のない言葉遣いで指導している様子などが流れたあと、コメンテイターのテリー伊藤が「今回見てて思ったんですけど―」と口を開いた。「野球選手って私服はダサイけど、ユニフォームだと急にカッコ良くなる。そういうのがよくいる」

「着ている選手が生き生きしてないからそう見えてしまう」

   なんで突然に野球選手の服の話かと思えば、「柔道で監督に怒られてる女子選手の洋服(柔道着)はダサイ。選手をカッコ良く見せてない。ものすごく奴隷に見える」と続けた。テリーは誰かが着ている服がカッコ良くみえるかどうかは、服の問題もさることながら、着ている人間が生き生きと輝いているかどうかであるといったファッション哲学の観点から、野球選手と柔道選手を比較したかったようである。

カッコ良くなって!
カッコ良くなって!

   しかし、番組司会でまぶたの重そうな加藤浩次にはその意味が通じておらず、加藤は「今回の問題に洋服が関係あるんですか。あれを着て柔道やらなきゃいけないわけで」と、ちぐはぐな疑問を呈した。テリーが再度真意を説明すると、加藤も「なるほど」と納得した様子であった。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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