訴え黙殺してきた柔道連盟やJOCの責任
バルセロナ五輪の銀メダリスト、溝口紀子氏は「彼女たちは(全柔連への)信頼をなくし見限っている。どうしたら風通しのいい組織にできるか。第三者が始めないといけないかも」という。バレーボール代表だった三屋裕子(スポーツプロデューサー)は「先輩が組織のトップだと、上下関係から選手の声は 抹殺されてしまう。選手はもの凄い勇気がいったと思う。変えていかないと柔道どうなるんだというこの声は、聞き届けてあげてほしい」と話す。さらに、「やる気があって、能力が高くて、戦えるのがトップ選手。殴ったり叱責しなくてもいい。そういう監督を選んだ連盟にも責任がある」と加えた。
司会のみのもんたは「JOC(日本オリ ンピック委)という名前が出たでしょう。影響あるんじゃないか」と、オリンピックの東京誘致への影響だ。三屋は「JOCがしっかりリー ダーシップとくことでしょうね」という。五輪誘致で敗れたりしたら、それこそ彼女たちがさらに厳しい目にさらされはしないかと気になってしまう。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト