柔道女子日本代表の園田隆二監督はきのう31日(2013年1月)、「これ以上強化に関わるのは難しい」と辞意を表明した。元日本代表で参議院議員の谷亮子がゲスト出演し、司会のみのもんたが「こういう体罰やパワハラの問題は以前からあったの」と聞いた。
辞意会見に一人も立ち合わなかった全柔連役員
谷は自分の経験をこう語った。「私は14歳の時から全日本に参加して、辞めるまでに5人監督が替わっています。でも、今回のような問題は一度も起きませんでした」
コメンテーターの与良正男(毎日新聞論説委員)は「園田監督の、監督としての資質だけの問題ではない。柔道界全体の問題ですよ。でも、きのうの記者会見を見ると、監督一人だけで会見をしており、全柔連(全日本柔道連盟)の役員は一人も立ち会っていない。問題をすり替え、園田監督一人に責任を押し付けているようにしか見えない」と批判する。玉木正之(スポーツライター)は「フランスでは監督になると国家公務員になる。しかも、柔道人口は日本の2倍。それなのに今回のような問題は1件も起きてはいない。フランスから学ぶべきことがいくつもある」と語る。
国際柔道連盟も苦言「あってはならないこと」
井上貴博アナが今回の問題に対する各国の反応を紹介した。「国際柔道連盟は『あってはならないこと。2度と起きないために、あらゆる措置を講じる』という声明を出しています」
みの「国際柔道連盟にこういうことを言われるのは恥ずかしいことですよ。全柔連のお偉いさんは肝に命じないと」
谷「私はスポーツは人間形成とイコールだと考えています。その人間形成を左右するような事態が起きてはなりません」
谷亮子だって暴力制裁やパワハラは見てきているはずだがなあ。