一人で地中に深さ約2メートルの穴を掘り、夫婦を殺害し埋めたのか。スイス在住のファンドマネジャー夫婦殺害で逮捕された渡辺剛容疑者(43)は、単独犯行だったと供述しているという。奥平邦彦キャスターは「共犯者と見られる桑原隆明容疑者(41)は犯行を否認していますが、遺体を埋めた場所には2度ほど行ったと話しています」と伝えた。
元従業員「お金にものすごく執着。彼ならやりかねない」
司会のみのもんた「何もやっていないという桑原容疑者がどうしてその場所をわかったの。しかも2回も行っているなんて何か変だよ」
奥平「渡辺容疑者は犯行後、殺害された霜見誠さん(51)の親族に複数回電話を入れています。親族の話から警察の動きを知ろうとしたのではないかと見られています」
渡辺が経営していた会社の元社員は「お金に凄く執着する人だった。自分が入社したとき、クレジットカードのゴールドカードを渡され、経費の支払いは全部カードでといわれた。いま思えば、経費の使い方をチェックするためだったのだろう。ドバイで新しく食品加工会社を立ち上げ、月収は3000万円だと自慢していた。桑原は社長に従順で、逆らうということはなかった。彼なら(殺人を)やりかねない」と話す。
霜見さんと渡辺は都内の飲み屋で知り合い、霜見さんからうまい話があるからと誘われ、資金を預けているとも話していたという。
みの「その話に乗って、結局、最後は失敗したんだろうね」
奥平「渡辺容疑者の会社のホームページに乗っていた住所を頼りにその場所に行ってみると、それらしき会社はありませんでした」
警察は霜見さんと渡辺の間にどんな関係があったのか、動機解明のカギと見ている。