女子柔道「暴力・セクハラ」氷山の一角!ほかのオリンピック種目は大丈夫?

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   女子日本柔道の代表監督、コーチが選手に暴力、暴言をふるっていた問題が大きく取り上げられた。そのなかで、バルセロナ五輪で銅メダルを獲得した女子柔道選手の溝口紀子さんは「私自身、幼少からそういった体罰を見てきた。来るべき時が来たというか、やっぱり柔道もついに顕在化する時が来てしまった」と話す。

   スタジオ出演者からは、明るみに出たのは「氷山の一角」であって、スポーツと暴力の問題は、柔道だけでなくその他のスポーツにおいても根深そうだと見るコメントが聞かれた。

今こそ膿を出し切るべきか、過去をほじくり返しても仕方ないか

   5年ほど前、大相撲の「かわりがり」といった暴力問題が露呈した。原因として、相撲社会、相撲部屋の閉鎖性、特殊性などが指摘され、筆者なんかも大方そのように捉えていたが、今にしてみれば間違いだったような気がしてくる。その答えは日本スポーツ界の普遍的な伝統、体質に求めるべきだったのかもしれない。

   「とくダネ!」では、水面下の「氷山」をどうするかについては、二つの考え方があるようだ。明るみに出して悪しき伝統を断ち切る機会とするべきだと考えている人もいれば、昔(今まで)は厳しい指導なんて当たり前にやってて容認されてきたことで、いまさら過去をほじくり返してたらキリがないし、五輪招致にも悪影響があるかもしれないし、「未来志向」で今から切り替えていけばいいんだと思う人もあるようだ。

文   ボンド柳生
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