「金持ち誘拐」としては稚拙で乱暴なやり口
この話は1、2週間ほど前からぼちぼちとテレビで伝えられるようになっていた。夫婦の写真もたくさんあり、それも結婚式のものという。「スッキリ!!」は九州に住む両親を訪ね、「50過ぎたらゆったりした生活をといっていた」などと話していた。
司会の加藤浩次「交友関係を調べたら、容疑者は特定できるのでは?」
ロバート・キャンベル(東京大教授)「勤めている会社はリヒテンシュタイン。ここは税制から世界中のファンドが集中していて、大いに仕事をして資産を蓄えていたのだと思う。それにひきかえ、金を得ようとしたやり方が稚拙で、誘拐と合ってない」
たしかにあまり知的ではない。
香山リカ(精神科医)「お金が欲しいというだけにみえる」
キャスターのテリー伊藤「(遺体を)穴を掘って埋めたのなら共犯者もいたかもしれない。警察はわかっていると思うけど」
それにしても、夫妻の結婚式の写真、ツーショット、銀座などのマンションの映像はモザイクだらけで、被害者の名前も出さない。単なる偶発的な金持ち誘拐には見えないし、まして遺体が見つかったとなれば、モザイクにする必要なんかあるまい。新聞報道で実名が出るのを待ってるのか。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト