長嶋茂雄さん「ベサメムーチョ」熱唱、黒田夏子「最年長芥川賞」うれしい快挙!
嬉しい話が新潮に載っている。昨年(2013年)の忘年会で長嶋茂雄が「ベサメムーチョ」を唄ったというのだ。「12月29日に東京のホテル西洋銀座で開かれた『長島さんを囲む忘年会』で、新人歌手が桂銀淑の「ベサメムーチョ」を唄い、3番のサビの部分に来たところで、歌手が長島にマイクを向けた。
するとミスターが曲に合わせて「ベサメ、ベサメ、ベサメムーチョ」と歌ったのだ。
長嶋のようなタイプの脳梗塞は一番重症化しやすいのだが、それが歌を歌えるまで回復したのは凄いと、医者もビックリしている。過酷なリハビリに取り組む長嶋の夢は「始球式で投げること」だという。早く見てみたいものだ。
今ひとつ、われわれ世代にとって嬉しいニュースは、75歳の黒田夏子の芥川賞受賞である。史上最高齢。それも初の横書きだ。文春で黒田はこう話す。
「横書きは、アルファベットでも数字でも何でも入れられる、機能的ないい書き方だと思います。(中略)教科書まで横書きに変わったのに、国語の教科書と文学作品だけに縦書きが残っている。縦書きにまとわりついた文学臭や情緒がすごく嫌だったんですね。ですから、そういうものを取り払い、白紙に戻したくて、横書きを使ったんです」
さあ、おれも書いてみよう。そう思わせてくれる快挙である。