大阪「体育科入試中止」で三つ巴バトル!橋下VS市教委VS府教委

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「テレビカメラの向こうでみんな見てますよ」でやっと収束

   バトルが続くと見た橋下市長が「ちょっと止めましょう」と割って入り、「自殺事件は府立高校は出てないんですよ。そこが決定的違いです。自殺なんですよ、これは」とたしなめた。すると、長谷川が橋下にかみついてバトル第2幕…。

   橋下「長谷川委員長が就任されてから、桜宮高の(体罰の)現場が放置されていたんですよ。市教委の責任で全部やるって言うんだったら、自殺なんか起こさないでもらいたいですよ」

   長谷川「市教委のほうから府の方にお願いしていくっていう視点でやると、また泥縄式の内容で手を打つのか」

   橋下「もうそういう組織のメンツはいいじゃないですか」

   松井一郎府知事から「委員長、これフルオープンでやっているので、子どもたちもカメラの向こうで見ているのですよ」といわれてようやくバトルが収束した。

   結局、受け皿づくりは橋下が要請する形で1校の府立高体育科が定員を40人を増やすことで決着がついた。府教委と市教委の穏やかでない関係も想像できるが、コメンテーターの吉永みち子(作家)は「ここでバトルが起きること自体が、生徒たちのことより自分たちの組織のメンツを考えているのかということでしょう。市長と市教育委員長がバトルをやっている姿って不思議ですよ。橋下市長が任命した委員長ではないのでしょうけど」と呆れていた。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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