けさ7時前「アルジェリア犠牲日本人」帰国…タラップに白いカバー

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   ロッテリアと「朝ズバッ!」が共同開発して、きょうから発売という「朝ズバーガー」のゆる~い話題の最中で画面が切り替わった。朝日を背にゆっくりと高度を下げる、尾翼に日の丸を描いた政府専用機だ。アルジェリアの天然ガス関連施設で起きた襲撃事件で犠牲となった日本人9人の遺体と、危うく難を逃れた10人の日揮社員が乗っている。

羽田空港で神奈川県警が検視

   午前6時48分(2013年1月25日)、専用機が羽田空港に着陸すると、すぐにタラップが横付けされた。井上貴博アナウンサーは「専用機はアルジェリアからドイツ・フランクフルトを経由して、17時間という長い時間をかけ帰国しました。タラップの1台は白いカバーで被われていますが、ここから生還された方々が降りてくるものと思われます。ただ、タラップのすぐ下でワゴン車が待機していて、その様子はよく見えません」と伝えた。

   亡くなった内藤文司郎さん(44歳)の母さよ子さんは、「子供のころはかくれんぼが好きでよく遊んでいた。だから、どこかに隠れていて出てくるような気がする。でも、文司郎はもう戻らないのだから、現実を受け入れないと」と話した。

   司会のみのもんた「亡くなった方々は海外で資源のない日本のために一生懸命働き、日本の成長を支えた企業戦士。沈まぬ太陽という小説を思い出す」

   羽田空港には奥平邦彦リポーターがいて、「神奈川県警による亡くなった方々の検視が空港で行われる模様です。それには数時間かかるといわれています」と伝えた。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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