表向き文民統制でも、実態は軍部独裁
軍事ジャーナリスト世良光弘氏は「現在、アルジェリアは表面的には文民政治ですが、最高権力は軍が握っています。大統領ですら入れない領域がある。その軍が中心となり今回の事件解決に動きました」と説明した。
みの「施設が襲撃されて30時間後には軍の攻撃が始まっている。いくらなんでも早すぎるのでは」
畑中「認識の転換が必要です。海外で人質になったら、最悪の事態を覚悟する必要があると。そうならないために、海外に進出している企業や駐在員は、事前に情報を集め対応策を考えておくべきでしょう」
アルジェリアの軍部が恐れたのは、人質交渉が長びき、その間隙をぬって別の場所で襲撃テロが同時多発になることだっただろう。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト