田舎暮らし人気ナンバー1「大分県豊後高田市」の至れり尽くせり

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   「田舎暮らしの本」なる雑誌をご存知だろうか。「とくダネ!」によれば、東京など都会に住んで、田舎暮らしを考えている50代以上によく読まれている月刊誌だ。司会の小倉智昭も「ときどき読みますね」と言う。

   その雑誌が「住みたい田舎ベストランキング」を発表したという。どんな基準で選定したのか、番組ではさっぱりわからなかったが、とにかく大分、佐賀、鳥取といった四国、九州地方の市が上位にランクインした。栄えある1位に輝いたのは大分の豊後高田市だという。

4DK家賃1万円、子どもの医療費・保育費・塾無料、天然温泉の公衆浴場

   「とくダネ!」レポーターが現地を訪れると、人口増を狙う豊後高田市があの手この手で移住者にあたたかいサポート体制を取っていて、そこが大きな魅力であるとのことだ。たとえば、市が空き家を割安で仲介し、4Kや4DKといった広々おウチに月1万~2万円で住める。光ファイバーなどの通信環境も充実。農業学校の1年間無料研修制度や子供の医療費・保育料無料、塾も無料など、仕事や結婚、子育てなどの生活面にも手厚いという。

   風光明媚な土地柄で、「温泉も多く、海の幸、山の幸が豊かなところ」(神戸市からの移住者)。天然温泉の公衆浴場があちこちにあるのもすばらしいんである。

   自家製の野菜を分け合ったりする「おすそ分け文化」も隠れた魅力だとして、「人のあたたかさ」も強調されていた。だが、これは都会人には諸刃の剣といったところか、スタジオでは「自分は性格が歪んでいて、ウェットな人間関係はダメなんで(田舎暮らしは無理)」(竹田圭吾・国際ジャーナリスト)と嫌う声もあった。

文   ボンド柳生
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