国際テロに対応しきれない日本政府。自分の命は自分で守れ
みの「日本の企業はこれからも進出を続けるしかないわけですが」
首藤「私たちはこんなに簡単にエネルギーを使っていますが、それはこうした厳しい状況に支えられているんです。テロが悪いといっても、アルジェリアでは10年間に20万人の犠牲者を出しています。ですから、テロを抑えるには強圧的にやらざるをえないという主張になるわけで、こういったことを考えないといけないですね」
みの「最後にこれからの日本政府の対応については?」
首藤「これは難しいですね。事件が起きるとわぁーっと何かしなければとなりますが、こういう対応の仕方は半年ももちません。いつの間にかなくなってしまいます。全体的には日本政府の対応能力はすごく落ちていると思いますね」と、本腰を入れた対策の必要性を強調していた。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト