アルジェリア襲撃事件「武装グループは多国籍」カナダ人もいた!

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   アルジェリア南東部イナメナスの天然ガス施設で起きた武装イスラム集団による襲撃事件で、城内実外務政務官と日揮の川名浩一社長が事件現場に到着し、不明の日本人社員10人の安否確認を急ぐという。

   また、政府は無事が確認された日本人人質7人をできるだけ早く帰国させる考えで、政府専用機を使うことを準備している。ただ、体調に問題がない社員には、残る10人の安否確認を手伝ってもらうことも検討している。

6つの国籍に欧米衝撃

   テロリストグループは6つの国籍に別れ、中にはカナダ人もいたという。司会の赤江珠緒が「カナダ人ということですが、どういうことですか」と、イスラム情勢に詳しい東京外大の飯塚正人教授に聞いた。

「国籍が多いことはそんなに驚くことではありません。かつてのアルカイダは多国籍軍でした。ただ、欧米に住んでいる人物がテロリストに加わる可能性を考えなければいけないという事で衝撃を与えています」

   アルジェリアのセラル首相は今夜10時(日本時間2013年1月21日)に記者会見する予定で、なぜ人質の命を無視して軍が強行したのか、犯行グループの実態や目的のほか亡くなった人質の正確な人数、国籍などがある程度わかるかもしれない。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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