テレビ東京の人気アナ大橋未歩が軽度の脳梗塞で療養に入るという。「え~、34歳で?」という問いに、医者は当たり前のように「脳梗塞は子どもでもあります。一番若いのは4歳」と話す。
先週18日(2013年1月)の金曜日、テレビ東京は「お知らせ」で「大橋未歩が軽度の脳梗塞と診断され、療養に入ることになりました」と伝えた。本人も「少しの間お休みをいただくことになります。幸いにも発症した場所がよく、後遺症がなかったことに心から感謝し、しばらくは自分の体と真摯に向き合い、元気な姿で大好きな現場に戻りたいと思います」と書いて、当面は自宅療養を続けるという。
不規則な「夜型生活」が引き金に?
大橋アナは金曜夜の「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ」を担当しているが、収録済みの25日放送分までは大橋で、以後は秋元玲奈アナが代役を務めるという。
異変を感じたのは今月上旬だったという。どういう異変だったのかはわからないが、脳梗塞は血流障害で脳が壊死する。自宅にいても大丈夫というのは、よくよく軽かったとみていい。脳梗塞は生活習慣病だ。原因として、高血圧、喫煙、コレステロールが高い脂質異常症、糖尿病、多量の飲酒があげられるが、大橋アナは思い当たる節はないという。「健康診断でも血圧やコレステロールで注意を受けたこともなく、まさか自分がと驚きました」という。
50代以上に多い病気だが、若くても起こる原因は何なのか。専門家はやはり「生活習慣」という。「夜型が多かったり、ジャンクフードが多かったり、若くても糖尿病とか血圧が高い人もいるから」という。たしかに、アナウンサーの仕事は夜型が多い。
「お酒少し、タバコ吸わない、体調管理に注意の彼女がなぜ…」
脳梗塞の初期症状を並べてみせた。「体の片側がしびれたり手足に力が入らない」「足がもつれて歩けない」「急に言葉が出てこなくなる」…。前兆はほとんどないが、まれにめまいや頭痛などを感じる人もあるという。大方は起ったあとでわかることだろうにということで、結局は「脳ドック」の勧めとなった。リポーターの中山美香が以前受けた時の映像が役に立った。
司会の加藤浩次「生活習慣病のケはなかったというんですが…」
医師の友利新は「若年性の場合は、女性だったら膠原病といって血管の炎症で血栓ができやすかったり、先天的な奇形があったり、血管に小さな穴あったりとか、脱水症状からとか、過度のストレスとか、中年型とはちょっと原因が違います。ただ、起る症状は同じ」
大橋と同期だという中山は「彼女は体調管理に気を使っていたし、酒もほとんど飲まない。タバコもすわない。なんでなのかわからない」といいながら、厚労省が出している「前兆」を並べて見せた。「ろれつがまわらない」「ものが二重に見える」「片方の目が見えない」「食べ物が飲み込めない」…。おいおい、みんな当てはまるぞよ。
加藤「頭が痛いだけでも病院へ行って調べれば予防になる」
こういうのは見ていて疲れる。