真意別のところにある「橋下文法」を解釈すれば…
コメンテーターの萩谷順(法政大教授)は、橋下発言をこう見る。「市長の『対策を講じるまで体育科の入試を止める』という発言に答えが出ていますよ。『橋下文法』をずいぶん見てきたし勉強もしてきましたが、市長の言う対策は市教委が考える対策ではなく、教員の総入れ替えとか市教委の入れ替え、普段ならできない改革をこの機会にやってしまおうというのがあるから、こういう言い方をしているのではないでしょうか。この文法は政治的に解釈するしかない。原発を止めるといって動かした人ですから」
入試まであと1か月余り。市政トップの『文法』が政治状況でクルクル変わるのでは、目指してきた子どもたちはたまらない。といって、体罰に見てみぬフリをし放置してきた学校や市教委の責任を曖昧にしたままでは、再発の不安が残るだろう。
文
モンブラン