喘息やアレルギー疾患あると死亡ケースも
中国の大気汚染の日本への影響を調べている大分看護科学大学の市瀬孝道教授は、「すでに日本でも影響が出ています。涙が出たり、鼻のアレルギー症状がでたり、咳が出たりなどの症状がみられますから…」と警告する。北京では喘息をもった60代の女性が死亡したが、もともと喘息やアレルギーを持っている人は最悪の事態に陥る可能性もあるという。
コメンテーターの宮田佳代子(元ニュースキャスター)は「子どものことを考えてしまいますね。喘息とかアレルギーの子どもってすごく多いんですが、もしかして(中国の大気汚染が)影響しているかもしれないとすると、ひと言いいたい感じになってきましたね」と不安そうだ。
館野晴彦(月刊『ゲーテ』編集長)「1970年代は光化学スモッグなどが日本でもあったが、北京は視界が暗くなるぐらいですからレベルが違う。当局がコントロールできない不思議な国だなと思いますね」
文
モンブラン