「半グレ」つかみどころない集団に手を焼く警察
事件に詳しいリポーターの阿部祐二が、北海道から電話で解説した。なぜ北海道なのか。寒波のリポートで前夜からオホーツク海に面した枝幸町歌登にいたのだ。とくに新しい情報なしに電話で答えただけだから、何とも冴えない。もともとこの事件は奇妙で、殺された男性は人違いだった可能性もあるとか、2人が自供したとかいわれながら、警察は情報を出していない。
阿部「なにかあると集合、終わるとまたバラバラという集団なんで、捜査関係者も実態をつかみ難い。解明は容易じゃないでしょう」
司会の加藤浩次「わかってないことが多いからね」
キャスターのテリー伊藤「石元がどこまで関与していたか。ただ、上下関係は残っているようなので、上になる石元が襲撃に関与している確率は高い」
加藤「(捜査は)殺人までいくんでしょう?」
弁護士の本村健太郎「(凶器準備集合罪では)捜査が進んでるとはいえない。がんばって先に進んでもらわないと」
警察にとっても、暴力団でもない暴走族でもない「半グレ」はいわば盲点。法律を何とも思わない点では、暴力団以上かもしれない。なんともやっかいな話だ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト