「本日をもちまして20年間のプロ野球人生に区切りをつけたいと決断しました」
松井秀喜選手が28日午前7時過ぎ(2012年12月)、米ニューヨークで記者会見し、現役引退を明らかにした。まだ38歳。年齢からいえば、日本に帰国してまだ現役続行もという見方もでき、「引退は早すぎる」というニューヨークのファンの意見もあれば、スタジオでは「決断を支持したい」との声も出た。
今後については「少しゆっくりしながら考えていきたい」
松井らしく落ち着いた口調で引退の決断に至った心境を次のように語った。「一番大きな原因は、クリーンアップに立たせて頂いたのにもかかわれず、結果が振るわなかった。一つの終わりを迎えたんじゃないかと考えました」
プロ野球の巨人、大リーグのニューヨーク・ヤンキースで活躍し、日米通算507本塁打を放ち、2009年にはヤンキースでワールドシリーズ最優秀選手(MVP) に輝いた。今後については、「少しゆっくりしながら考えていきたいと思っています」という。
松井の引退について、ニューヨークのヤンキースファンは「とても悲しい。彼は最高の野球選手だった」「彼はいつもチームを助けてくれた。引退は早すぎる」と惜しむ声が多い。
司会の羽鳥慎一「けがもありますしね。突然といいますが、そうか、そういうときが来たのかなという印象ですね」
作家の岩崎夏海「これだけの選手なので潔いですよ。(引退の)決断を支持したいですね」
さて、大リーグに通用した松井ほどの強打者が今後出るかのかどうか。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト