「脱原発」「卒原発」で誘惑!高いものに付いた新党
進行役のアナウンサー井上貴博が聞く。「小沢さんの頭の中はどうなっているのでしょうか」
北川「やっぱり、政局の中で生き残ろうということが中心だったと思いますよ」
金井辰樹(東京新聞・中日新聞政治部次長)は「成田離婚といっても、新婚旅行に行く前と帰ってきてからの離婚がある。今回は総選挙をハネムーンになぞらえれば、みなさんにお披露目をして旅行に行って帰ってきてから離婚という、いちばん迷惑なパターンだ」と呆れる。
嘉田は小沢を使いこなすといっていたが、読売の記事は「党内抗争を繰り返してきた小沢氏を『学者出身の嘉田氏が制御できるはずがない』との見方もあった」と伝えている。また、関連として、滋賀県議会が嘉田の知事と代表の兼務の解消を求める決議を可決したとの記事も載っている。小沢の誘惑は高いものについたということか。それにしても、「脱原発」「卒原発」で新党結成を持ちかけ、選挙で負ければ「はい、さよなら」。これが「壊し屋」の手法ということなのか。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト