きょう26日(2012年12月)で3年3か月の政権に幕を閉じた民主党内閣について、「8時またぎ」コーナーで街の声を拾った。中年の主婦は「鳩山さんから沖縄の問題で、基地を県外に移すという話があった。みんなで話し合って決めてことかと思っていたら、鳩山さん一人の考えだった。それでガッカリした」という。別の女性は「福島の事故の時、菅さんは自分から出て行った。任せるところは担当者に任せれば、あんな混乱は起きなかったはず」と厳しい。「野田さんはみんながまだ不安に思っているときに、原発の再稼働を認めてしまった。国民感情が分かっていない」と話す女性もいる。
コメンテーターの片山善博(元総務相)「鳩山さんが官僚主導から政治主導にといったとき、みんなが期待をしました。しかし、そのための人材がいなかった。人を育て教育するということができなかった」
国会一番乗り民主議員「仲間の多くが落ちた。その分も頑張る」
番組途中で国会が開門し、登院に一番乗りした民主党の玉木雄一郎議員に奥平邦彦リポーターが決意を聞いた。玉木は「僕は今回で2期目ですが、選挙で仲間の多くが落選しました。その重みを噛みしめて、彼らの分まで国政に関わっていきたい」と話す。
片山「民主党がどんな野党になるのか。そのビジョンを明確にする必要があります。単に税金のむだ遣いは止めようというのではなく、どうやったらやめさせられるのか、具体策を提示しなければならない立場です」
ただ、今の民主党は虚脱状態で、海江田新代表が党をどう立て直すのか見えてこない。
文
ナオジン