クリスマスイブにまた米国で銃乱射!自宅に放火し駆けつけた消防士4人死傷

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   クリスマスイブの早朝、またアメリカで銃の乱射事件があり消防士4人が死傷した。ニューヨーク州ウェブスターで24日午前6時ころ(2012年12月)、火災現場に駆けつけた消防士4人が消防車から降りたところ、銃撃を受けて2人が死亡し2人が負傷した。また、この銃撃で消火活動が3時間以上も遅れ、住宅4棟、車1台が焼失した。

   銃を撃ったと見られる容疑者は現場近くで遺体で発見された。銃で自殺したらしい。容疑者は自分の祖母を殺害して17年間服役した経歴があり、警察では容疑者が消防士を誘い出すために自宅に放火したと見ている。

銃規制反対の全米ライフル協会副会長「悪人とめられるのは銃持った善人だけ」

   アメリカでは小学校での銃乱射事件を契機に銃規制の声が高まっているが、規制に反対する声も根強い。全米ライフル協会のラピエール副会長は「学校に武装した警察官を配置すべきだ。銃を持った悪人を止められるのは銃を持った善人だけだ」と過激な発言がとまらない。

   コメンテーターの館野晴彦(月刊『ゲーテ』編集長)「日本では考えられないことですよね。銃だけはなくすことができるという、国民の総意としてそうした声が上がってこないということには致し方ないというか、そこをちゃんとしないと」

   宮田佳代子(元テレビ朝日ニュースキャスター)「『銃を持った善人』というが、銃を持たせたら善人だけじゃないんですよね。そこが怖い。銃がなくならない限り悲劇もなくならない」

   警察官だけに銃を持たせるという案もあるだろうが、どこの国もそうだが、今も昔も警察官がすべて善人とは限らない。まして広いアメリカでは…。

文   モンブラン
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