東通原発で規制委「活断層否定できない」周辺にもM8クラス震源

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まず立地ありきで下北半島「原発銀座」

    加藤が「外側にも断層があるんですね」と外縁断層のことをいう。西村綾子レポーターが地図で示したが、これがすごい。下北半島には北から大間原発(建設中)、リサイクル燃料備蓄センター(建設中)、東通原発(停止中)、さらに六ヶ所村再処理工場がずらりと並んでいる。その東方80~100キロの海底にある外縁断層は、半島と並行して並んでいる。動けばM8 クラスといわれる脅威だ。

    加藤「なんでこんなところに原発などを作ったのかな」

    倉澤「日本は場所が少ないから、原発はまず立地ありきで進む。科学的な知見はあっても、曲げてしまったりがあったのではないか。今の規制委員会は疑わしきは安全側で考えるようになった」

   八代英輝(弁護士)「国が許可している以上、廃炉にせよ何にせよ、何らかの形で国がサポートすべきではないですかね」

   キャスターのテリー伊藤「耐震安全性が本当に確保されるのであれば、CO2もあるから、とりあえず再稼働もありかと思う」

    倉澤によると、来年7月までに安全基準を作り、それから耐震補強となる。「数年はかかるのではないか」という。

    加藤「電力の供給のあり方を根本的に変えないとまずいのではないですか」

    倉澤「それは政治の世界の話になる」

    テリー「あと省エネだね」

   倉澤「ドイツでは、技術も代替エネルギー転換も進んでいる。ライフスタイルも変えないといけない」

    その通りだ。LEDだけじゃない。民間が必死になれば、省エネ技術は進む。足りる足りないの議論に、省エネが出てこないところに政治的ないかがわしさがある。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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