市販薬の副作用で死亡!?風邪薬、解熱剤、漢方系で多発!厚労省も警告

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   最近はスーパーやコンビニでも市販薬が簡単に買えるが、副作用で体調を崩したり重い障害を起こすことも増えている。今年8月(2012年)に厚生労働省がまとめた「医薬品・医療機器等安全性情報」によると、医療機関からこの5年間に薬の副作用で重篤になったという報告は1220件あり、なかには死亡したケースもあった。市販薬では風邪薬404例、解熱剤系234例、漢方系123例だった。

「風邪気味でお薬飲んだら目が痛くなって口の中水疱だらけ」ついに片目失明

   岡村かおりさん(27)は7年前に市販の風邪薬を飲んで、左目の視力をほとんど失ってしまった。「風邪気味でお薬飲んだら、唇が熱くなり目が痛くなって眼科を受診したら、細菌性急性結膜炎と言われました。発熱から3日めに体温が39度でまたお薬飲みました。4日目の夕方、口の中が水疱だらけになって、皮膚のタダレが全身に回って、総合病院の救急に駆け込みました。」

   診察をした東克己医師は「SJS(スティーブン・ジョンソン症候群)です。原因は市販の風邪薬からの副作用です」と言う。肺に回った菌で一時呼吸困難の重篤になった岡村さんは、自分のネットで「市販薬での副作用の注意を」呼び掛けている。

姉妹サイト