「ニュースアップ!」のコーナーで小松靖アナが取り上げたのが、世界の滅亡を予言しているというマヤ暦だった。2日後の12月21日(2012年)に滅亡するというこの予言を信じる人たちが世界各地にいて、軍隊まで出動する騒ぎも起きているらしい。
UFOが救出と世界中から殺到!頭に来た村長「何にもない。来るな」
インターネットのオークションサイトでは終末グッツまで登場し、中国では宗教組織のメンバー101人が身柄を拘束された。フランスの小さな山村ビュガラッシュ村では近くの山に宇宙人がUFOでやってきて救出してくれるという噂が広がり、世界中から避難者が殺到し、軍隊まで出動した。村長は「この村には来るなといっているんだ。何もない村なんだから」と頭に血が上ってしまった。
アメリカのNASAが大真面目にビデオを作製し「この映像を22日に見ることができたら世界は滅びなかったということです」という緊急声明までだした。
それじゃあ、早めにクリスマスケーキ食べとくか…
この漫画チックな騒ぎの元となったマヤ暦っていったいどんなものなのか。マヤ文明に詳しい茨城大学人文学部の青山和夫教授によると、マヤ暦は5126年周期という特殊な考え方で作られ、初めと終わりが明確決まっているという。その終わりに日が2012年12月21日なのだが、循環暦なので翌22日からまた新しい暦が始まり、「決して終わるわけではない」という。
作家の立花胡桃は「13年前に1999年7月に人類は滅亡するというノストラダムスの大予言ブームがあったときは、どれほど涙を流したか。それに比べ今回はあまり緊張感はない。早々にクリスマスケーキを食べておこうかなくらい・・・」と茶化す。
サッカー解説者の松木安太郎は「ボクは1日、1日を大事に一生懸命生きる。それでいきます」だとか・・・