激しい下痢と嘔吐が続いて、かかったことを呪うことから名付けられたというノロウイルス。これが今年(2012年)は大流行というので、けさ(12月19日)の「とくダネ!」でも、きのうに引き続いて取り上げられた。
検査で確定するまで時間かかりすぎ
ノロは特効薬もないし、病院行っても体力を消耗したり、さらなる感染源になる恐れもあるので、病院に行ってもしょうがない。むしろ行かないほうがいい。きのうの「とくダネ!」ではそんなコメンテイターの発言があり、JCASTニュースが病院に問いただしたら(https://www.j-cast.com/2012/12/18158699.html)、そんなことはないとのお答えだったそうである。
その理由としては、病気の診断や感染経路の特定が大事だからだそうで、誠にもっともなお話だが、実態としてはどうなんだろうか。6年ほど前、ノロ流行中に、筆者の近しい人間がノロウイルスによると見られる胃腸炎になって、近くの病院に行った。帰ってきたところ、特徴的な症状からノロの疑いがあるが、正確なところはわからないという。ノロと確定するのは、検査が面倒でカネも時間もかかる(わかった頃にはたいてい回復している)から、あまり行われてないような話である。
もちろん、この経験を持ってして、誰かに「病院に行くな」と引き留めるつもりもないので、そこはお間違えなく。
文
ボンド柳生