内閣改造ボロボロ人事で止まった「息の根」
3つめは野田首相の人事下手。「野田改造内閣の顔ぶれを見たときに、どうして内閣をボロボロにするような人事を行ったのだろうと思いました。もっと官僚を動かせる人を閣僚にしなかったのかと感じました」
落選した田中真紀子文科相は「自爆テロ解散」と野田を非難したが、田中のような議員を大臣に起用したことが大敗の原因のひとつというわけだ。
司会のみのもんた「こんなことで民主党は再建できるのでしょうかね」
若狭勝(元東京地検特捜部副部長・弁護士)は「一朝一夕にはいかないでしょう。そのためには、気概とそれなりの実力を持った人が中心になる必要があるでしょう」と話す。この人、元検事だから捜査や法解釈のコメントは的確なのだが、政治や世の中の出来事について話すといつも言わずもがな、通り一遍だ。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト