16日(2012年12月)に行われた衆院総選挙の開票速報は、早くから自民大勝が予想されていたため、いまひとつ盛り上がりに欠けたが、各テレビ局の視聴率はどうだったのだろう。トップはさすがにNHKで17・3%、次いで日本テレビ13・1%、テレビ朝日10・1%、フジテレビ9・5%、テレビ東京8・6%、TBS7・1%だった。
日テレは7時20分から「FIFAクラブワールドカップ決勝」を中継放送していて、開票が始まってからは画面をU字型に仕切って当選・当確を流した。この相乗効果で民放では最も高い視聴率になった。当選・当確が最も早かったのはテレ朝で、開票が始まった午後8時過ぎには480議席のうち341議席の当確を伝えた。(テレビウォッチ編集部)