タレントのほしのあき(35)がブログで、買ってもいないネットオークションの広告まがいの書き込みをしていたことが明らかになった。謝礼をもらって巧みに利用されたらしいが、実態は犯罪すれすれだったというからやばい。
発端は2年前に書いたブログだった。 「空気清浄機をワールドオークションで、無料登録して、なっなんと1080円で落札したの」とあったが、これがウソだった。実際は落札せずに、現物と謝礼を受け取っていた。友人の松金ようこ(30) にいわれた通りに書き込んでいて、松金もまた謝礼を受けていたという。ほしのは「軽率な行動だった」ときのう13日(2012年12月)に謝罪し、松金の事務所も謝罪コメントを出した。
関連会社役員の逮捕・捜査から名前浮上
舞台はペニーオークションというシステムを使ったワールドオークションのサイトだ。ペニーオークションは最新の家電製品が「9割引」など煽り、国民生活センターも昨年から注意をよびかけていた。ワールドオークション関連会社の役員ら4人が、利用者から6000円をだまし取った詐欺の疑いで京都府警に逮捕されている。この捜査からほしのの話が明るみに出たのだった。
ペニーオークションと一般のオークションと違う点が3つある。(1)運営会社が出品している(2)入札に手数料がかかる(3)入札で時間が延長になる。このため、意図的に入札を繰り返すと、いつまでたっても落札できず手数料だけがかさむ。ムダにしまいとまた入札という奇妙なことになる。射幸性を巧みについた仕組みで、落札できず手数料だけとられたと、国民生活センターへの苦情も大半がこれだ。2010年だけで約400件もあった。
司会の加藤浩次「どういうシステムなの?」
大竹真レポーターが解説した。ネットの画面には、時計、デジカメ、ポータブルテレビなどが恐ろしく安い値段で並んでいる。それぞれ現在の金額と残り時間が表示されていて、そこへ別人が札を入れると残り時間が延長され、金額も上がる。
キャスターのテリー伊藤「最終的にどうなるのかな」
大竹は「終わりが見えないんです」という。「ワールドオークションが自動的に入札額をつりあげていくからです。そういうソフトがあるともいいます」