北のミサイル発射なしと踏んでた韓国国防省―今週末に忘年会予定

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   北朝鮮が人工衛星ロケットと称する長距離弾道ミサイルの打ち上げに成功した。あの解体作業は偽装だったのか。偽装とすれば何が目的だったのか。今回の成功で長距離弾道ミサイルがアメリカ西海岸に届くことが実証された。

米太平洋軍司令部幹部が警告「幕の中で新しいミサイル設置」

   打ち上げ前日(2012年12月11日)に米太平洋軍司令部の幹部から防衛省に、「幕の中の見えない部分で新しいミサイルの設置が進んでいる」との情報があったという。この情報をもとに、自衛隊は29日まで「厳戒態勢」継続を決めたが、お粗末だったのは韓国だ。日本と同様に米軍からミサイル準備の情報が入っていた。また、打ち上げ直前、発射台近くに黒いセダンが相当数並んでいるのも確認しているのにいかされなかった。解体作業の情報を示す映像に引っ張られたらしい。

   テレビ朝日ソウル支局の野村友弘記者が、韓国国民はダブルショックに打ちひしがれている模様をこう語った。「一つは韓国より先に衛星を打ち上げを成功させ、先を起こされたこと。もう一つは不意打ちを食らったことだ」

発射前日に決めた「14日金曜はメディアと懇親」

   韓国国防省は発射前日に、メディアとの忘年会を14日という予定を組んだ。今週内の発射の可能性はないと判断していたということで、韓国メディアが国防省を批判しているという。

   コメンテーターの玉川徹(テレ朝社員)は「ロシア、中国、アメリカの三すくみの中で、北朝鮮の開発がどんどん進んでいる。どうすればいいのか」と嘆く。北朝鮮の次の手は核実験。人工衛星の代わりに核弾頭を搭載すれば、アメリカ西海岸に届く長距離核ミサイルになる。

文   モンブラン
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