連続死体遺棄「角田美代子」留置場で首つり自殺!事件解明に大きな障害

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   ニュース速報のテロップが流れたのが午前9時6分だった。ブサかわペットののんきな話の最中だった。「尼崎連続死体遺棄事件の角田美代子容疑者が自殺」。さらにのんきな話や地震速報があって9時26分、ようやく一報が伝えられた。

   今やすっかりおなじみになった髪を乱した年配女性の写真。その角田美代子が自殺したと森圭介アナが伝えたが、詳しいことはわからない。「加藤さん、驚きのニュースですね」

   司会の加藤浩次「警察がいる中で、留置場内でしょ」

   キャスターのテリー伊藤「大失態ですね」

   加藤「これで本人からの証言がとれなくなった」

   テリー「まだ行方不明の人が5、6人いるわけでしょ。実行・主犯といわれているのが…」

   宮崎哲哉(評論家)「全貌解明に大きな障害になるかもしれない」

看視いたはずなのに…警察の大失態

   加藤「自殺できる状況なんでしょうかね」

   宮崎「過去にもないわけではないが、これだけの大きな事件で、主犯を疑われている容疑者が自殺するというのはあまり聞かない」

   テリー「女性だから油断していたのかな」

   加藤「(事件については)すべて私が悪いんですといっていたようだが…」

   テリー「心配なのは、全部角田容疑者に押し付けてしまう可能性があること」

   加藤「どういう状況で自殺したのかを明らかにする必要がある」

   この事件で警察は妙に素っ気ないところがあった。当初の死体遺棄事件から、多数の遺棄事件に発展するまでにかなりの時間がかかっている。この間、角田の写真ひとつ公表せず、メディアが別人の写真を流していても知らん顔していた。それが別人とわかってしばらくして、おなじみの「老女の写真」が出てきた。

   自殺を防ぐのは拘置者取り扱いのイロハだ。これに抜け落ちがあった。今回の事件は、何があったのかも、よほど注意 しないと隠したり策をろうしたりがありうる。森は「詳しいことが入り次第お伝えしま す」といったのだが、続報はなかった。もっとでっかいニュースが飛び込んできたからだ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト