このニュース速報はけさ12日(2012年12月)9時59分だった。「先ほど北朝鮮が『人工衛星』と称するミサイルを発射した模様~政府発表」と出た。こいつぁ驚きだ。技術的な不具合があったと発表したうえ、打ち上げ期間の延長までしていた。要するに、何だったのだ。
沖縄上空通過してフィリピン東海上に2段目落下
今回は政府の発表も早かった。ミサイルは午前9時51分に東倉里(トンチャンリ)から発射され、58分に韓国西方200キロに最初の落下物があり、10時01分に沖縄上空を通過、10時05分にフィリピン東方300キロに第2の落下物があった。政府はJアラートを通じて、沖縄県庁、石垣島などに情報を流し、前回のような混乱はなかったが、PAC3の発射・破壊措置はなかった。
北のミサイルはきのう11日、 発射台から下ろされたとか、修理に時間がかかるなどと報道されたばかり。発射予告期間も29日まで延長され、発射は来週になると予想もされていた。まるでそのウラをかくような発射だ。このあたりの意図がわからない。
人工衛星を軌道に乗せたのかどうかはまだわからないが、朝鮮中央テレビは正午の放送で「成功」と発表した。少なくとも、北が大気圏外を飛行する長距離弾道弾を手にしたのは間違いない。
司会の加藤浩次「ミサイルを発射台から外したとかいわれていたのに…」
キャスターのテリー伊藤「びっくりですね」
加藤「打ち上げも遅れるとかいってた」
宮崎哲哉(評論家)「10日くらい遅れると言ってた」
テリー「これで北朝鮮はますます孤立化していく」
加藤「発射しないといっていたのに発射したのは どういうことなんでしょうかね」
宮崎「あの情報は何だったのか」