「だるまの目入れは差別か」、作家の乙武洋匡(36)は視覚障害者団体がダルマに目を入れて選挙の勝利を祝う風習にクレームを入れたというニュースについて、自らの考えを12月11日(2012年)にツイッターで述べた。
乙武は障害をネタにジョークを言う自身にも一部の人からクレームがつくことがあるという。「僕自身はみずからの障害についてただの特徴だと思っているから、『それにいちいち目くじらを立てられても…』と困惑する」という。ほかにも「手を焼く」、「足を運ぶ」などの表現を差別だと騒ぐことは「正直、言いだしたら、キリがない」と乙武は言う。
一方で、自身のように障害を個性や特徴だと受け入れることのできる人ばかりではないと語る。「彼らがなぜ『いやだ』と感じてしまうのか、そこに気持ちを寄り添わせる視点は忘れずにいたい」と書き、「みなさんにとっての考えるきっかけとなれば幸いです。以上、エロだるまがお送りしました」と締めくくってる。