山中伸弥教授ノーベル賞授賞晩餐会に日本酒!そのお値段が意外にも…

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   ノーベル賞授賞式が日本時間のきょう11日未明(2012年12月)、ストックホルムのコンサートホールで行なわれた。医学生理学賞受賞の山中伸弥・京大教授(50)はスウェーデンのグスタフ国王から賞状とメダルを授与された。

燕尾服はレンタルで2万円「足が短いもんで合うのがなかなかない」

   山中教授は4日、夫人の知佳さん、娘さん、81歳の母親とストックホルムに到着し、翌日には洋服屋で燕尾服のサイズ合わせ、6日にはノーベル博物館のカフェのイスに英語、日本語でサインをした。ここではノーベル賞のメダルを模したチョコレートを1000枚買った。仲間へのお土産だろう。9日には家族で国立博物館。そして10日夜、日本時間では11日午前零時半から授賞式だ。山中教授は共同受賞の英ケンブリッジ大のジョン・ガードン教授(79)と並んで最前列に座ったが、周囲の受賞者より際立って若い。主催者は受賞理由を「あなた方の発見は新しい治療方法を開発するうえで新しいツールを提供した」と称えた。

   授賞式を終えた山中教授はガードン教授と連れ立ってでて来たが、「すばらしい式でした。(メダルは)まだちゃんと見ていません。あとで見ます」

   そのあとの晩餐会は国王はじめ出席者が1300人という大宴会だ。前日から準備が進む厨房をカメラが訪ねたが、「メニューは当日午後7時までは秘密」ということだった。といって、公表されたものを見ても「スカンジナビアの伝統料理」というだけでしかないのだが…。その晩餐会の映像も届いた。参加者が男女ペアになって入場する。山中教授は王女様と腕を組んでいた。知佳夫人は王子様と談笑している。まあ、晴れやかなものだ。このあと恒例のスピーチ、ダンスパーティーになるのだそうだ。

   司会の加藤浩次「あれは燕尾服なんですか」

   キャスターのテリー伊藤「タキシードよりさらにフォーマルな…」

   中山美香アナが「教授が選んでいたのはレンタルで2万円くらいで借りられるそうです」という。そういえば「足が短いもんで合うのがなかなか」とかいっていた。そういうことか。

魚料理に合う「福寿 純米吟醸」話題になり売り上げ2倍

   中山が「晩餐会で出されたものをご用意しました」というので料理かと思ったら、なんと日本酒だった。しゃれた青い瓶で「福寿 純米吟醸」とあって、神戸のものだという。2008年に日本人が4人受賞した時が最初で、今回3回目だという。魚に合うというので白ワインと同じ感覚で飲まれているらしい。

   テリー「冷やで?」

   中山「冷やだそうです。日本人が選ばれたときに使われるということです」

   加藤「いくらぐらい?」

   中山「いくらだと思います」

   加藤「3000円くらいかな」

   中山「1470円!。酒蔵に聞いたら、きのうの時点で売り上げが2倍になってました」

   「晩餐会にはこれも使われてます」と中山が出した写真が、新潟・燕市の「山崎金属工業」製のナイフとフォークやスプーン。スウェーデン人のデザインで、90周年の1991年 から使われているという。モダンなデザインだが、魚用のナイフ、フォークがちょっとユニークで、日本の優れた研磨技術がかわれたという。

   テリー「買えるんですか」

   中山「いまはないそうです」

   テリー「売れそうだよね」

   ロバート・キャンベル(東大教授)は「脂がのっている現役時代に受賞したのがすごく大きいと思いますね。隣に座っていたガードン教授は、山中さんが生まれた年に発表しているんだから。お祭りも大事だけど、これからが期待できる」と大真面目に話す。テリーは「政府もお金つけてもらわないと」いう。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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