今年(2012年12月)、認知件数が過去最高を更新する勢いという「ストーカー」問題を、「とくダネ!」は数回にわたって特集しているが、けさ11日(2012年12月)は女性のストーカーの話であった。「女性ストーカーは男性と同じくらいいるか、女性のほうが多いんじゃないかとも言われています」(森本さやかアナ)
不倫関係のこじれなど被害男性側にも原因
昨年のストーカー行為者を性別で見る(警視庁の調べ)と、男性約13000人に対して女性は約1500人。これだけ見ると、圧倒的に男が多く、男性が女性にストーカーしているのではないかと思われる。ただし、女性の場合は電話やメールなどでのストーキングが多く、暴力凶悪化することは少ない。それらの被害であればと我慢して警察などに相談しない男性が多く、表面化してないのではないかということである。
ストーカー加害者のカウンセリングなどを行っている性障害専門医療センターによれば、女性ストーカーにはほかにこんな特徴がある。相手に危害を加えるよりは、会ってくれないと死ぬなどと言ってリストカットなど自傷行為をする傾向が見られる。また、不倫関係がこじれて、かつての愛情が恨みに変わりストーカー化――など被害者側に問題があるケースも多いそうだ。
文
ボンド柳生