美しいスウェーデン王女とニコニコ顔とずうっとおしゃべり
三澤は晩さん会が終わるのを外で待っている。「寒いですが、マイナス5度でまだましな方です。市庁舎の横にレストランがありまして、お金を払えば、晩さん会と同じメニューを堪能することができます。教授はノーベル賞のメダルをかたどったチョコレートを1000枚買ったようです。おそらくお土産用と思われます。日本円で10枚セットで1200円ぐらいです」
晩さん会の様子については、「国営テレビを見ていたのですが、山中教授の隣にはスウェーデンのマドレーヌ王女という非常に美しい王女が座っておりまして、その王女と教授はずーっと話をしていて、盛り上がっていたのではないかと思われます」(三澤)
司会のみのもんた「やるねえ。(王女の写真を見て)きれいな方だねえ」
三澤「そうなんですよ。終わった時に(山中教授は)王女をエスコートしていましたが、かなり顔が赤くなっていたので、お酒もかなり飲まれているのかなと思いました」
みの「やるねえ」
潟永秀一郎(「サンデー毎日」編集長)「しょうもないことですが、トイレが混むでしょうね」
余談だが、始まる前に教授がノーベル財団の人に途中でトイレに行きたくなったらどうしたいいかと聞いたところ、「我慢してください」といわれたので、ワインなどあまり飲まないようにしたいと語っていた。
記者会見や王室主催の晩さん会などまだまだ多忙なスケジュールが続く。教授は今回のノーベル賞受賞を趣味のマラソンにたとえ、「まだ折り返し点。これからがほんとの勝負」と気を引き締めていた。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト