愛知・蟹江3年前「親子殺傷事件」DNAから中国人逮捕!万引きの罰金払うため…

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   奇怪な事件だった。3年半前、愛知県蟹江町の住宅で、母親(57)と次男(26)が殺され、三男が重傷を負った。犯人は14時間も居続けて警官にも姿を見られたのだが、その後姿を消したままで、迷宮入りかと思われた。捜査の突破口はDNAだった。

   先週金曜日(2012年12月8日)に強盗殺人容疑で逮捕されたのは三重県津市に住む中国人、林振華容疑者(29)で、別の窃盗事件で逮捕されていたが、蟹江事件の現場に残されていた犯人のDNAと一致した。

犯行後も現場でTシャツの血洗ったり、被害者の夕食食べたり…

   この事件では、まず母親、次いで帰宅した次男が殺されたが、三男は手足を縛られたものの傷を負っただけで助かった。犯人は犯行現場で母親の血を拭き取ったり、血の付いたTシャツを洗ったり、さらには母親の作った夕食を食べたりしていた。翌日、次男が出社しないことを不審に思った会社の上司らが警察官と自宅を訪れて事件が発覚した。そのとき、犯人はまだ屋内にいて、警官は被害者だと思い、警察署と連絡をとっている間にいなくなった。押し入れに隠されていた母親の遺体があとになって発見されるなど、警察の不手際が重なった。

   林の自供によると、万引き事件の罰金20万円を払うために犯行に及んだという。名古屋でひったくりや泥棒をしようとしたができず、帰る途中で蟹江町で電車を降りた。事件の住宅は通りがかりで、鍵は開いていた。「もし人がいたら殺しても構わないと思った」という。

   森圭介アナ「当時、林容疑者は学生で、万引きの罰金を払おうと殺傷事件を起こしたというんです」

   司会の加藤浩次「万引きして罰金20万円…」

   キャスターのテリー伊藤「難しいところですよね。万引きするくらいだから金がない。そこへ20万円払えといわれて苦し紛れにやった。システムとしてどうなのか」

   加藤「この林容疑者は最近も車を盗んだり窃盗を働いている」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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