暮れも押し詰まった昨年のこの時期、埼玉・三郷と千葉。松戸で中学校や小学校の女子生徒が、次々と刃物で切りつけられる事件が発生した。乱暴な手口や無差別であることから世間は戦慄したが、三郷市に住む通信高校2年の男子生徒(16)が捕まった。しかし、動機もハッキリせず、ワイドショーはさまざまに推測した。
「小中生刺傷高校生『強い殺意』逮捕時もなた・ナイフで無差別殺人準備?」(日本テレビ系「スッキリ!!」)、「『切りつけ高校生』小学校時代の文集―趣味はインターネット。好物ラーメン」(TBS系「朝ズバッ!」)と高校生の生い立ち、性格、近所や同級生の評判を伝えた。
また、切りつけ事件の連鎖が起こり、「切りつけ通り魔の模倣犯?茨城・千葉で中学生や女子大生被害」(「スッキリ!!」)、「切りつけ模倣犯『便乗流行』遊び感覚で全国に広がる恐れ」(テレビ朝日系「モーニングバード!)と警戒を呼びかけた。なかには狂言もあったが、その後も通りすがりの見ず知らずの人を襲う事件は続いている。(テレビウォッチ編集部)