山中伸弥京大教授(50)の「ノーベル週間」がスウェーデン・ストックホルムで始まった。最初の行事として、6日朝(2012年12月)には共同受賞者のジョン・ガードン博士とノーベル博物館を訪れ、恒例の博物館の椅子に英語と日本語でサインを行った。日本へのお土産にノーベル賞のメダルを形どったチョコレート1000枚も買った。1000枚の値段は12万4000円という。
ストックホルム滞在中もホテルで論文執筆
カロリンスカ研究所で記者会見した山中教授は、「きのうは家族と日本食レストランに参りました。ストックホルムのお寿司はとても美味しいということを確認しました。日本と比べてもいい線いっている。ES細胞とiPS細胞のようなもの」と、なかなかソツがない。
ただ、多忙は相変わらずで、執筆中の論文をここにも持ち込んで、5日夜もホテルにこもって書き続けたという。ノーベル賞を受賞する天才はやはり何かが違う。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト