華原朋美 兄が語る「歌手復帰までの狂乱の日々」人って感じじゃなかった!

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   フジテレビ系でおととい5日(2012年12月)に放送された歌番組で、華原朋美が芸能界復帰後初めての舞台に立った。この「とくダネ!」でも「復帰秘話」が流れた。

   華原は昔々、ある人気歌手・プロデューサーとのコンビで、一躍シンデレラ級の歌手となったが、その男性との破局後は人生が暗転してしまった。辛くなると、睡眠薬や精神安定剤に依存する生活を送り、仕事のキャンセルなどトラブルが続いた。2007年には所属事務所を契約解除されて、事実上、芸能界引退状態となっていた。

「誰かが私のなかに降りてきていた」

   その後の華原は、「表情や言葉つき、外見も何もかも輝きを失って、人って感じじゃなかった」(兄の下河原忠道さん)。家族の協力の上で2か月間の入院治療を行ったが、当時は「荒ぶっていて、すごく激しいときもあった」(忠道さん)。本人も「誰かが私のなかに降りてきていた」などと話す。

   退院後は父親が暮らすフィリピンで暮らした。そこでは「自分が健康に生まれてきたことに感謝し、粗末にしていたことを反省できた」という。

   自分を取り戻す過程で、歌手としての再起の思いも強まった。一時は「過去の栄光にすがりついてるようで、みっともなくて、自分の歌を聴くこともできなかった」が、カラオケボックスでは、お気に入りの絢香、ELTなどとともに自分の歌を歌うようになった。

   番組芸能デスク前田忠明によると、今の華原は「悩んでる人、苦しんでる人に、私も頑張ってここまで来た、みんな頑張ってほしいというメッセージを伝えたい」との思いでいるそうだ。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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