流行語大賞のお笑い芸人すぐ消える!スギちゃん強気「まだ5年は忙しい」

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   今年(2012年)の世相を反映する言葉を選ぶ「2012ユーキャン新語・流行語大賞」がきのう12月3日発表され、大賞にお笑い芸人スギちゃんの「ワイルドだろぉ」が選ばれた。トップテンは他に「iPS細胞」「東京ソラマチ」「LCC」「爆弾低気圧」「終活」、ロンドン五輪での「手ぶらで帰らせるわけにはいかない」、政治関係で「維新」「第3極」「近いうちに」が選ばれた。異色は、10月に亡くなった流通ジャーナリストの金子哲雄さんの最後の身辺整理からきた「終活」。ノミネート50語のうち9語 が五輪関連で、レスリングの吉田沙保里選手の「霊長類最強女子」。柔道の松本薫選手の「野獣」などがあった。

   これまで流行語大賞に選ばれた芸人は消えるというジンクスがあるのだけれど、スギちゃんは「5年は忙しい」と強気だった。

テツandトモ、エド・はるみ、レイザ・ラモン、小島よしお、楽しんご…たしかに!

   たしかに、大賞を受賞したお笑い芸人のその後はパッとしない。03年のテツandトモの「なんでだろォ」、08年エド・はるみの「グー」がその代表で、大賞以外でも、05年レイザ・ラモンHGの 「フォーー!」、07年の小島よしおの「そんなの関係ねぇ」、11年の楽しんごの「ラブ注入」などがある。彼らがその後どうなったかがまさにジンクスだ。

   スギちゃんは受賞の弁で「いつでも消えてやるといってたが、いざ受賞するともう少し残りたい。ジンクスをはねのけたい」と話した。「スッキリ!!」には「肩書きを変えて占い師とか野菜ソムリエとか」という。 「引きちぎり占いで『こんなん出たんだぜ~』とか、『こんな汁でましたぁ~』とか」。テツandトモからスギちゃんに「コラボしたい」とメッセージが届いたが、スギちゃんは「5年は忙しそうです。6年目にコラボを」と微妙な反応だ。そして、「スッキリ!!」の司会の加藤浩次とキャスターのテリー伊藤に、「お世話になったので、おふたりに受賞盾をあげます。(見開きを半分に切って)こっちかこっちか(盾は片側が時計、片方が賞状)」と笑わせる。

   加藤がテリーに「ボクは時計の方がいいです」(爆笑)

   テリー「(流行語になるかならないかは)子どもたちが学校で使うか使わないか、そこだよね。(ワイルド以外は)ちょっと賢そうだね。大人の論理。子どもの論理では『ワイルド』だ」

   加藤「iPSにいくかなと」

   テリー「ちょっと知的かな」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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