血液中のアミノ酸バランスでがん発見―費用は2万円
胃がんの症状は胸やけや胃もたれ、体重減少、貧血、吐血などだが、自覚症状がない場合も多く、胃潰瘍と似ていて見逃す場合もよくある。ただ、こうした症状が出た場合はある程度進行している可能性が高い。ということは、早期検診のために定期検診が大事だということだ。
検診にはX検査(バリウム)、内視鏡検査、ピロリ菌検査(呼気検査)があるが、最新の検査方法は「アミノインデックス」というのが本日のポイントだ。病院で採血して、血液中のアミノ酸のバランスを調べることによってある程度は判別できるという。2週間で胃がん、肺がんなど6種類のがんについて結果が出る。その結果をみて、問題あれば精密検査へ進む。費用は2万円ほど。
最後に、胃がんの予防策のひとつとしては緑茶とトマトが有効だそうだ。緑茶ポリフェノールとトマトに含まれるリコピンにピロリ菌を抑える働きがあるという。とはいえ、早期発見がないより大切。40歳を過ぎれば検診を!が結論だった。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト