委員長「遅れてしまって残念です」
実は今年11月に、東日本、西日本と3社合同で外部の有識者を交えた大規模修繕に関する委員会を設置して検討を始めたばかりだった。その委員長で社会基盤学専門の東大大学院の藤野陽三教授がスタジオに出演した。「いままで日本ではインフラによる事故で死亡者は出てなかった。(委員会の検討が)遅れてしまって残念です。これからは設計そのものの考え方を少し変えて、2重の安全対策を取り入れていかないと」と語る。
みの「検討委員会ができて即事故が起きた。皮肉ですね。しかし、これからトンネルを通ったり橋を渡ったりするときは怖いですね」
三屋裕子(スポーツプロデューサー)「怖い。これまでトンネルの天井を見て走ったことないですもの」
同じような構造のトンネルは全国の高速道路と国道に49本あり、国土交通省は緊急調査を指示した。暮れの交通量が増える時期だが、早く点検してもらわないと、とてもじゃないが安心して通行できない。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト