今月21日(2012年11月)、東京・板橋で起きた主婦殺害事件で、警察は犯行現場の近くや奪ったキャッシュカードで現金を引き出したときの防犯カメラ映像などから、犯人として20代前半の男性を割り出した。
阿部祐二リポーター「男性は以前に豊島区内に在住しており、東武東上線沿線にも詳しく、池袋周辺や板橋にはかなりの土地勘があったと見られています。犯行後、一時、品川方面に潜伏していたと見られていますが、犯行から2日後の23日午後、池袋駅の改札を通りホームに向かっている姿が付近の防犯カメラに写っていました」
警察はなぜ映像公開しないのか
キャスターのテリー伊藤「この男は以前にも、他人名義のキャッシュカードを使って現金を引き出して窃盗罪で捕まっている。警察にはその時の関係種類や写真が残っているはずで、それらを一刻も早く公開すべきですよ」
コメンテーターの八代英輝(国際弁護士)は「普通、窃盗犯は、盗みに入っている最中に家人が帰ってきてもなかなか入れないように、玄関ドアのドアロックチェーンは掛けておくものです。でも、今回の事件では掛けていない。家の人が帰ってきたら、居直ろうと考えていたのではないでしょうか」
捜査当局は犯人を特定したものの居場所はつかんでおらず、映像公開で高飛びされることを警戒しているのだろうか。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト