「卒原発は卒業するためのカリキュラムを国民参加でつくること」
田崎「新聞報道にあった『子ども手当』は本当なのでしょうか」
嘉田「現金支給より大事なのは保育できること。滋賀県ではすでにやっています」
小倉「卒原発はわかるんですが、その他の政策の話し合いの時間はあったんでしょうか」
嘉田は「6つあります」として、卒原発、(女性、子どもなど)全員参加型の社会を作る、暮らしの安心・安全、脱増税、脱官僚、誇れる外交をあげた。「この6つが結集のひとつの到達目標点になると自信を持っています。未来への約束です。これに合意した方のみ入っていただいています」
共産党の小池晃政策委員長と新党改革の舛添要一代表も加わって嘉田と話した。小池は「政党というのはいろんなテーマにビジョンを持って、地方組織を持って党員をかかえて目標に向かうものです。解党だ、合流だは信じられない。世界から見てもないと思う」という。そりゃあ共産党からみればそうでしょう。舛添は「政策を聞きたい。とくに景気対策、外交、具体的に」という。
これに嘉田は、「全員参加型の雇用による経済成長と生活の安定を目指します。女性がスウェー デン並みになれば道は開ける。環境、観光、健康の3つの分野が重点となります。ダブルインカム・3キッズ」「日本の力を大前提に、これまでの議論に欠けていたところを示したものです」と話す。
卒原発についても説明した。「原発から卒業するためのカリキュラムを国民参加でつくる」ことだという。脱原発は時間軸がいわれる。卒原発はプロセスを生活感のなかで示していくのだという。ここで県議会の時間になったと、嘉田は退席し、かわりに副代表の森ゆうこ参院議員に代わったが、もう少し聞きたいところ。とくに小沢との関わりだ。聞く限りでは、小沢とは肌合いが違いすぎる。